2/07/2011

岡本太郎 生誕100周年。

出ました、太郎さん。私の大好きな太郎さん。
今月の26日がお誕生日です。私の誕生日の次の日。それが私のじまん。ふっふっふ。


太郎さんの生誕100周年。その記念展覧会がありますね。

期間:3月8日〜5月8日
場所:東京国立近代美術館

いかねば。

私が太郎さんと出会ったのは、もうすでに太郎さんがこの世にさよならした後でした。
今から7〜8年前、社会人になったばかりの私はラッキーなことに、
岡本敏子さんと一緒に仕事ができるチャンスをいただきました。

敏子さんを通して、太郎さんと出会いました。

敏子さんを通して、太郎さんに恋しました。

太郎さんがそこにいるかのような、毎日を過ごしました。

50年、変わらず太郎さんを愛し続ける敏子さんをそばで見ながら、
人の、なんていうか、何かを超越した愛というべきか、んー… なんだろ?
私の持つボキャブラリーでは到底、表し切れない莫大な何かを、
若い私はガッツリ感じていました。

とにかく敏子さんの持つパワーは、計り知れないものでした。
太郎さんがたとえこの世にいなくても、「ほら、ここにいるじゃない」って言って笑う敏子さん。
最初は圧倒されっぱなしだった私も、いつの間にか本当に太郎さんがここで、
敏子さんの横で、もしくは敏子さんの中で、息をしているような気がしました。

敏子さんに触発されて、私は留学を決意したんです。
見なきゃいけないものがたくさんあるんだ!と思わされました。
あなたが行ったらヨーロッパに会いに行くわ、行きたいと思ってたの、っておっしゃった敏子さん。

その留学中、敏子さんは亡くなりました。

知らせを聞いて、何もない森の中で泣きじゃくりました。
でもよく考えれば、敏子さんも太郎さんみたいに、「ここにいる」はずじゃん?
と思うと、心が軽くなりました。
やっと太郎さんに会えたんだろうな、と思うようになりました。
今頃、「やっっと会えたわね、太郎さん!」って嬉しそうに笑ってるんだろうなと。

長くなりましたが、読んでくださってたら、ありがとうございました。照

ただの私の想い出話でした。

でも本当に、あの時の太郎さんと敏子さんのおかげで、
今の私がいると思います。
時々思い出しては自分に喝を入れるつもりで。

がんばらねば。

1 件のコメント:

  1. 太郎さんの誕生日って2.26だったんだー。
    うちのマザーと同じだわ。
    我が腹のユアンマクレガーはバンバン大きくなっていて、
    お腹がツンとつき出て、とうとう妊娠線を作ってくれた。
    グニグニ動いて、肋骨を折られる勢いです。
    先週の時点ですでに2400g。なんかすごいよね。

    太郎展いきたいなぁ、いけるかなぁ…。

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