12/23/2009

『やねだん』


渋谷にモヤイどんが帰って来てたんですね!おかえりモヤイどん!
怪盗ルパンに盗まれて以来の帰還。意外と地味なイベントになってしまってましたけど、
すごく良いアイデアだと思いました。
いつもそこにいるはずのものが、いないと、それだけでその場は別の場所のような雰囲気になるんですね、ということに気づかされました。人にも同じことが言えますよね。

さて。明日はイヴですね。街はわんさわんさと盛り上がっておりました。
この2日間はおいしいケーキ食べて、あったかいココア飲んで、肥えるとしますか。

まったく関係ありませんが、さっき夕方のニュース番組の中で紹介された、『やねだん』というドキュメンタリー番組に、目が腫れるほど泣かされました。
いや、悲しいドキュではないんです、むしろハッピーな、あっかるいドキュメンタリーなんですが、感動し過ぎて。
鹿児島のある田舎の村のお話で、そこでは13年前から高齢化や過疎化など、現代にはよく聞く問題を打破するための取り組みを始めて、今や海外からも注目が集まるほどの発展を見せているそうです。
発展と言えど、都会的なそれとは意味合いが全く異なって、例えば高齢化が進む中、村で5年ぶりの赤ちゃんが2人生まれたり、使われていなかった空き家を村の人たちが自分たちで綺麗にして、アーティストを呼び入れたりして、村人300人余りがみんなで、村を自分たちの手でつくり、守っているんです。
何が感動かって、お年寄りの方々が楽しそうに、嬉しそうに村の取り組みに賛同して積極的に参加してるというところが、素晴らしいと思うんです。笑顔最高。それだけで泣けます。
そうして活性化された村を、そこから出て行った若者も誇りに思える→帰ってくる!という、なんと素晴らしいループ。
お年寄りにとっても生き甲斐になるだろうし、村がそれによって活き活きする。本当に素敵な活動だと思いました。
日本中、世界中の同じ悩みを抱えた地域の方々が、このドキュを見て、何かの一歩になるといいなあと思いました。
誰も人ごとではないんです。

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