つい少し前まではセミの旅立った跡の抜け殻を見かけては、
夏だねえなんていってたのに、
ここ数日ではセミの亡骸をよく見かけるようになり、
もう夏も終わりかねえなんていってます。
昔はセミの亡骸を見ると、
7日しか無いなんてかわいそうと思ったりしましたが、
角田光代さんの『八日目の蝉』を読んでからは、
人間に与えられた70、80年の一生という時間があるように、
セミにはセミの一生が7日間与えられていて、
それを謳歌することには変わりないな、と思うようになりました。
そしたらセミが鳴いてることさえ、いいぞいいぞ、と思えます。
がんばって生きるんだぞ。
そうして夏は毎年終わっていくんだからね。
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