1/18/2011

16年。

阪神大震災から、昨日で16年。
その頃中学生だった私にとっては、生まれて初めて天災というものを身近に知らされたものでもあります。

当時、震災から1週間ほどして私たちの学校に転校してきた一つ上の先輩(♂)がいました。
ほんとにね〜本当に一目惚れしちゃったんですね〜ほんとにかっこよかったんですw
その人が転校して来た理由は、神戸の家が全壊してしまい、祖父母を頼って関東で少しの間過ごすためでした。
その彼は中3でした。中3のこの時期に来るということは、卒業式を今までいた場所で迎えられないということであり、幼気な中学生の私にとってはそれはものすごい惨いことのように思えました。
彼のいた(今も本当はいるべきであった)神戸という街をどうにかして助けたいと思いました。
それでその頃学校で募っていた寄付に、中坊には大金である5000円を寄付した覚えがあります。

あれから16年ですか。この16年で神戸はたくさん元気になりましたよね。

天災というのは「怖い怖い」ばっかり言ってても来てしまうもので、
誰にも止められない、抗えない、絶対的な神様の怒りなのでしょうか。

今でも毎年この時期になると、あの先輩が今は神戸で元気に暮らしているのか、
あの後はどういう人生を歩んでいるのか、ふっと思い出します。

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