6/14/2010
夢と義務の間=努力
応援しているチームはいくつかありますが、
いろーんなことを置いておいて、個人的に応援してるのが、ETO'O(エトー)選手。
理由は、同い年であるから。
というか、この世に生まれてほぼ同じ時間を生きているのにも関わらず、
彼は100以上の壁を越え、私はそのうちの1にも満たない壁を、まだ越えられていない気がするほど、努力の人だからです。
アフリカの希望。エトーはアフリカ全土の希望なのでしょう。
カメルーンといえば、
90年ワールドカップの時のロジェ・ミラ選手を思い出しますが、
エトーは今、あの当時のミラのような存在なのではないかと思います。
90年ワールドカップは、私が世界中のいろんな国々の、国名や国旗や人の名前や、
ユニフォームやダンスや肌の色、その国の背景など、
自分の住む国以外の国々を、初めて意識させてくれた大きな存在です。
9歳だった私も、サッカー馬鹿な兄二人のおかげで、夜中に一緒に家族でテレビ観戦しました。
夜中に起きてて良いというだけでも嬉しかったし。
ほぼ全試合を録画して、いろんな試合を繰り返し見る兄の横で、
そのうち私も自然と顔や名前や国旗を覚えたのでした。
中でもものすごく覚えてるのがミラ選手。
プレイがどうとかいうのは、私にはわからなかったですが、
ゴールを決めた時のダンス。あと笑顔。(前歯が抜けてた気がしますけど、そうでした?)
ベスト8(だっけな?)まで行ったところで、惜しくも西ドイツ(だよね?)に負け、
負けたのに、ピッチで誇らしくカメルーン国旗を背負ってウィニング・ランをしていたのが、
本当に目に焼き付いてます。
ミラ選手は当時すでに40歳近かった気がします。
そのミラに希望を見た少年たちの中の一人が、エトーだったんでしょうね。
「サッカーとはあなたにとって何?」と聞かれて、
「義務」だと答えたエトー。
アフリカの人たちの希望を、一身に背負ってます。
ああ、つまりは、
みんながんばれっ!
ちなみにパク・チソン選手も同い年。
ひとり言です。
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